進化したネット広告

インターネット広告というと、従来はポータルサイトに貼ってあるバナーを思い浮かべる方が多いと思います。バナー広告は1社または複数の会社がローテーションで決まった場所にロゴや写真の入った画像広告が繰り返し表示されていました。しかしそれは広告したい会社やお店と、それを見た人とを必ずしもマッチングさせているものではありませんでした。

電車の中にある中刷広告を例に挙げると、掲示された広告に興味がある人には効果的ですが、興味・関心がない人にとっては何の意味もない視界や送風を遮るぶら下がった紙です。興味・関心がない人に見せても収入につながらない。そこに広告費を払いたくないと思うのは当然です。「興味・関心がある人にだけ広告を表示する」そんな都合の良い広告手法がリスティング広告です。
 
 

実は誰もが見たこのある広告

「リスティング広告」という言葉を知らなくても、一度は見たことがあるはずです。それもそのはず、無意識にその広告を見させられている場合が多く、TVCMのように広告を見ているという意識は薄いかもしれません。きっとこのページにアクセスする前は、Googleなどの検索エンジンで気になるキーワードを入力して検索していたのではないでしょうか?その際に表示されていたのがリスティング広告です。
リスティング広告の表示エリア
 
 

Google広告の仕組み

上でも説明しましたが、興味がある人または興味を持ちそうな人だけに広告を表示するという、広告主からすると効率的な広告手法がこのリスティング広告で、最も利用されているのがGoogle広告(アドワーズ)です。

どのようにして興味のある人とない人を選別するかを例を挙げて説明します。例えばお店を開店するにあたって従業員を雇用するとします。従業員と言っても正社員、アルバイト、またはその両方ともを募集する場合がありますが、インターネットで求人広告を出した方であればわかると思いますが正社員とアルバイトでは、取り扱う求人メディアが異なる場合があります。また求人メディアも特色を打ち出しているので、業種や業界専門の求人メディアもあれば、地域やエリアにフォーカスしたメディアもあります。

人によっても異なりますが、求人メディアを探すために例えば「千葉 パート 求人広告」で検索するとします。
実際に検索すると結果一覧の上部に小さく緑字で[広告]と表示された求人メディアの説明が並びます。
これがリスティング広告です。つまり検索サイトや検索アプリを使って興味のあるキーワードで検索すると、そのキーワードに対して広告したい企業やお店の広告を表示することが出来ます。
 
 

キーワードの合致だけ?

いいえ。キーワードの合致だけが、広告マッチングを高める訳ではありません。様々な設定や絞り込みを加えることでより成果を高めることが出来ます。
千葉にあるA美容室が「美容室」というキーワードでリスティング広告を出したとします。
たまたま北海道在住のBさんがA美容室の設定したキーワードで検索したので、A美容室の広告が表示されました。Bさんはその広告をクリックしてホームページを見ました。ではBさんがA美容室に来店する可能性はどれくらいあるでしょう?

キーワードのマッチングだけでは広告の成果は高まりません。ローカルビジネスであるにもかかわらず、簡単に訪れることの出来ない場所の広告が表示されても来店することはありません。他には「パーマ」「カラーリング」というキーワードを設定するのであれば、対象を女性に絞った方がよりマッチング率を高められるなど、キーワード以外にも様々な設定があります。
 
 

広告表示先を絞り込める

リスティング広告ではキーワードの設定以外に、性別、年齢、広告表示させる場所、端末の種類(パソコンorスマートフォン)、広告表示の時間帯を絞り込むことが出来ます。
またディスプレイ広告(イメージ画像を使ったバナー広告)では、その人のライフスタイルや購買傾向(アフィニティカテゴリー)や、広告表示させるサイトなどを事細かに設定することも出来ます。
 》ディスプレイ広告について

つまり最終的に来店や購入、購買につながるであろうお客様のターゲットを絞り込み、無駄な広告露出を減らしつつ、効率的に見込み顧客にリーチすることが出来る広告です。
 

折り込みチラシ リスティング広告
広告対象エリア 市区町村単位 市区町村だけでなく
お店から〇km範囲等も可
性別 ×
年齢層 ×
時間帯 ×
曜日 ×
子供の有無 ×
ライフスタイルや購買傾向 ×

※上記は広告設定の一例です。より詳細な絞り込みやターゲッティングが可能です。
 
 

Google広告をつかって
あなたのお店をPRしよう!